全てのひざはかがみ、
全ての舌は誓いを立て、
恵みの御業と力は主にあると、
神であるわたしに言う。
主に対して怒りを燃やした者はことごとく、
主に服し、恥を受ける。ｲｻﾞﾔ書45：23～24

　神である主、
今おられ、かつておられ、
やがて来られる方、
全能者がこう言われる。
「わたしはアルファであり、オメガである。」黙示録1：8

　創世記9：12～17
　創世記2：4b～17（通読箇所）
　　　（ローズンゲン日々聖句1/5；土）

　天の神、主、
「『わたしはある（I am）』という者」と名乗られる方は、
今おられ、昔おられ、やがて来られる方。
ギリシャ語アルファベットのアルファ（α）であり、
オメガ（ω）である方。
初めであり、終わりである方、

全能の御力をもって万物を治めておられる永遠不変の方。

　その方が仰られるのですね。
「地の果てのすべての者よ。
わたしを仰ぎ見て救われよ。
わたしが神である。ほかにはいない。
わたしは自分にかけて誓った。
わたしの口から出ることばは正しく、取り消すことはできない。
すべてのひざはわたしに向かってかがみ、
すべての舌は誓い、
『ただ、主にだけ、正義と力がある』と言う。
主に向かっていきり立つ者はみな、
主のもとに来て恥じ入る」（ｲｻﾞﾔ45：22～24新改訳）、と。

　あのノアの時も、
天の神、主は、地上に人の悪が増大し、
その心に計ることがみな、いつも
悪いことだけに傾くのをご覧になって、
地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められたのだそうです。

　それで、人を造ったことを残念に思われ、
水によってすべての生き物を一掃して、
その時、一番正しい人であったノアとその家族を選んで、
彼らによって世界をやり直させ、
認がんに正義と公正な世界が実現できるかどうかを実験されたのだそうです。

　「神のひとりのようになり、善悪を知る者」になって、
「的外れ」になっている人間が、
「私たちだって、その気になりさえすれば、
正しい、平和な世界がつくれますよ」と言う口をふさぎ、
「義人はいない。ひとりもいない。
悟りのある人はいない。
神を求める人はいない。
すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。
善を行う人はいない。ひとりもいない」（ﾛﾏ3：10～12）ことを実証し、
人間には救い主が必要であることを明らかにするために。

　それで、洪水の水が引き、乾いた地が現れ、
ノアたちが箱舟から出て来たとき、
天の神、主は仰られたのだそうです。
「わたしはあなたがたと契約を立てる。
すべての肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。
もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない」、と。

　そして、その契約のしるしとして、
「わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。
わたしが地の上に雲を起こすとき、虹が雲の中に現れる。
わたしは、わたしとあなたがたの間、
およびすべての肉なる生き物との間の、
わたしの契約を思い出すから、
大水は、すべての肉なるものを滅ぼす大洪水とは
決してならない」（創世記9：11～15）、と。

　それで、私たちも今、
この契約の中に置いていただいているのだそうです。

　私たち、天の神、主に対して
怒りを燃やし、対抗心を燃やして、
やがて、この方が来られて、この方の御前に立つとき、
恥じ入るばかりの者です。

　〔父である神〕は、
その、「神のひとりのようになり、善悪を知るようになって」（創世記3：5、22）、
ご自身に対立し、対抗心を燃やす
私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を、
イエスが受けてくださった十字架刑での処刑に合わせ、
処刑が終わったもの、死んだものとしてくださるのだそうです。

　イエスは、墓に葬られ、
三日目、日曜日の早朝、
死人の中から新しい霊のからだに復活し、
40日に渡って何度も弟子たちに現れ、
神の国について語ったのち、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、
天の〔父である神〕の右の座に復帰なさいました。

　〔父である神〕は、
そのイエスを通して派遣してくださる
〔聖である霊〕と呼ばれる方によって、
ご自身の御思いを私たちの心に置いてくださって、
ご自身が私たちを通してしようと思われることを
私たちがしていくようにしてくださるのですね（ﾖﾊﾈ14：12）。

　そして、私たちが御前に立った時、
「よくやった。良い忠実なしもべだ。
あなたは、わずかなものに忠実だったから、
わたしはあなたにたくさんのものを任せよう。
主人の喜びをともに喜んでくれ」（ﾏﾀｲ25：21）と
言っていただけるようにしようと
していてくださるのだそうです。

　全能者、アルファであり、オメガである方が。
今日も。

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