主よ、
あなたの永遠の秩序を思い起こすと、
私は慰められます。詩119：52

この命は現れました。
御父と共にあったが、私たちに現れた
この永遠の命を、私たちは見て、
あなたがたに証し、伝えるのです。Ⅰﾖﾊﾈ1：2

　申命記4：27～35（36～40）
　列王記下18：13～37（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』8/14；土）

　　　――――　☆ ――—―

　聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）は、
永遠の秩序をもってさばきを行われる方。
永遠のいのちである方。

今の、この世界を創造された方として、
この世界が始まる前から、
【父である神】とともにおられた【御子である神】、
永遠のいのちであるその方が
人として人の世に現れたというのですね。

そして、使徒ヨハネは、
人間イエスとして現れたその永遠のいのちを見たので、
それを証言し、あなたがたに伝えるというのですね。

この世界の創造者であられる方が、
神に背き、「的外れ」になってさ迷い出ている私たち人間を
贖（あがな）う、代価を払って買い戻すために、
人となって人間の世に来られた。

このような大いなる愛を現される神がほかにあろうか、と。
だから、この方だけを神とし、この方の永遠の秩序の中で
生きるように、と。（申命記4：27～40）　

　北イスラエル王国をほろぼしたアッシリアは、
今度は、南ユダ、エルサレムに
大軍をもって攻め寄せて来たのだそうです。

そして言いました。
「ヒゼキヤに伝えよ。
大王、アッシリアの王がこう言っておられる。
『いったい、お前たちは何に寄り頼んでいるのか。
口先だけのことばが、戦略であり戦力だというのか。

今、おまえは、だれに寄り頼んで、私に反逆しているのか。
おまえたちは私に、
「われわれは、われわれの神、【主】に寄り頼む」と言う。

その主とは、ヒゼキヤがユダとエルサレムに
「エルサレムにあるこの祭壇の前に拝め」と言った、
そういう主ではないか。』

大王、アッシリアの王のことばを聞け。
『ヒゼキヤにごまかされるな。あれは、お前たちを
私の手から救い出すことはできないからだ。

ヒゼキヤは、「【主】が必ずわれわれを救い出してくださる。
この都は決してアッシリアの王の手に渡されることはない」
と言って、お前たちに【主】を信頼させようとするが、
そうはさせない。
たとえヒゼキヤが、
「【主】はわれわれを救い出してくださる」と言って、
お前たちをそそのかしても、ヒゼキヤに聞き従ってはならない。

国々の神々は、それぞれ自分の国を
アッシリアの王の手から救い出しただろうか。
国々のすべての神々の内、だれが自分たちの国を
私の手から救い出したか。
【主】がエルサレムを私の手から救い出せるとでもいうのか。』」（Ⅱ列王18：17～37）

　　

　このアッシリア王のように、私たちにも、
具体的に目の前に攻め寄せて来ている敵の大軍の前に、
「【主】に信頼せよ」ということばだけで、
国を守ることができるのか。

今、目の前に立ちふさがっている問題を
解決することができるのか、と思うのですね。

しかし、神である【主】は、永遠の秩序の神。
この方が「静まっていよ」とおっしゃるなら静まっており、
「出て行け」と言われれば、私たちには不可能に思えても
お言葉のとおりに出て行くのですね。

この方こそ、永遠のいのちである方なのですから。

私たちは、イエスを通して来てくださる
【聖である神】と呼ばれる方によって、
私たちの真実な思いをイエスの御前に差し出し、
見ていただき、私たちの思いが
神の御思いの中にあるようにしていただきながら、

【父である神】の御思いを心に置いていただき、
【父である神】の御思いが私の中にあるようにしていただき、
【父である神】と思いを一つにしていく生き方の中へと。

今日も。

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