主はモーセに言われた：
わたしの顔をあなたは見ることはできない。
なぜならば、わたしを見るどの人間も
生きることはないからだ。出ｴｼﾞﾌﾟﾄ記33：20

神は独り子を世にお遣わしになりました。
その方によって、私たちが
生きるようになるためです。
ここに神の愛が
私たちの内に現わされました。Ⅰﾖﾊﾈ4：9

　ﾏﾗｷ書3: 13～18
ｴﾌｪｿ書4：７～10（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』2/18；金）

　　　――――　☆ ――――

　聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）は、聖なる方。

この方に反逆し、
この方の創造の目的から「的外れ」になっている私たちは、
この方を直接見ることはできないのだそうです。
この方を見ると滅びてしまうから。

　だから、【聖である霊】と呼ばれる神が私たちに来られても、
そのままだと、私たちは滅びてしまうのですね。
焼け死んでしまうのでしょうかね。

　それで、私たちが、
イエスの【父である神】の御前に出ることができるためにも、
そして、新しい契約、
【聖である霊】と呼ばれる神が私たちに来られて、
私たちの心に【父である神】の御思いを置き、
書き記してくださって、私たちのうちに神の御思いがあり、
私たちが神と一つ思いになって生きるという、
神の人間創造の目的が回復されるためにも、

私たちの背き、「的外れ」の責任が
果たされなければならなかったのでそうです。

それで、【父である神】のご意向を受けて、
【御子である神】が人間となって人間の歴史の中に来られ、
私たちすべての人間の身代わりとなって
死刑を受けられたのだそうです。

モーセ以来1500年間、イスラエルで、民の身代わりとして、
民の罪を背負っての牛や羊が殺され、
全焼のいけにえとして献げられて来たように。

　【御子である神】が人間イエスとして
人間の歴史の中に来られ、
神に呪われたものとして十字架刑での死刑を受けられて、
神に背き、「的外れ」になっている私たちの
〔生まれたときからの私〕という霊を、死刑が終わっているもの、
死んだ者との手続きを完了ししてくださって。

それで、【聖である霊】と呼ばれる方が私たちに来られても、
私たちは滅びることがなくなり、
この方によって【父である神】の御思いを心に置いていただき、
【父である神】の御思いが内にあるようにしていただき、
神と思いを一つにして生きる、
永遠のいのちに向かって生き方を生きるように
神はしていてくださるのですから。
（ｴﾚﾐﾔ31:31～34、ｴｾﾞｷｴﾙ36:25～28、ﾖﾊﾈ17:：21～23）

　私たちは心の中で思うのですね。
「神に仕えるのは無駄だ。
神の戒めを守っても、
万軍の主の前で悲しんで歩いても、何の得になろう。
今、私たちは高ぶる者を幸せ者と言おう。
悪を行って栄え、神を試みても罰を免

（まぬか）れる」と。

しかし、天の神、万軍の【主】は言われます。
「わたしが事を行う日に、
【主】を恐れ、主の御名を尊ぶ者たちは、
わたしの宝となる。
人が自分に仕える子をあわれむように、
わたしは彼らをあわれむ。
あなたがたは再び、正しい人と悪しき者、
神に仕える者と仕えない者の違いを見るようになる」と。（ﾏﾗｷ3：14～18）

【神の子】であられる方は、人の世である地上に降（

くだ）り、
さらには、十字架刑での死刑を受け、死んで、
地の深いところまで降（くだ）られましたが、
三日目に新しい霊のからだに復活し、
もろもろの天よりも高く上られて、
【父である神】の右の座に
着いておられるのですから。（ｴﾍﾟｿ4：9～10）
その地位にあって私たちに
【聖である霊】と呼ばれる方をお遣わしくださって。

私たちも、神からのこの愛による恵みのプレゼントの中へと。
イエスの十字架刑での死を通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方が心に置いてくださる、
【父である神】の御思いによって生きる生き方へと。

今日も。

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